住まいのコラム
家づくりの本音とコツ
| 第 47 号 |
磁石つく壁
2020年11月9日 火曜日
こんにちは。kobaです。
最近の事例からお話してみようと思います。
リビングの一角に学習コーナーがあり、
その壁面の一部を磁石がつく仕様にしたいという
ご要望に応えました。
メモをはさんだり、学校でつくった作品を飾ったりする目的なので、
それほど重いものをはさむことはないそうです。
とはいえ、画用紙のように厚みがあるものだと
心配なのでサンプルを取り寄せて確認してみました。
結論から言うと、
磁石がつく「石膏ボード」が、今回の目的には一番適してました。
ほかの選択肢としては、
・磁石がつく壁紙
・磁石がつく壁紙の下地紙
・磁石がつく塗料
・壁紙の下に貼っても大丈夫な、極薄鉄板
・磁石がつくキッチンパネル
などがあったわけですが、
磁石がつく石膏ボードはの良さは、
ほかの石膏ボードと同じように普通に壁紙を張れる点で、
切ったり整えたり、加工も同じようにできます。
画用紙を掲示するテストでもしっかりした吸着力を示し
安心感がありました。コストも無理のない範囲。
デザイン性を損なわず、求める機能を満たし、
コストパフォーマンスに優れる。
良い商品と出会うことができ、
また一つ技術の引き出しが増えました。
ご要望に感謝です!